プライバシーって

このブログにはなるべく起きたことを、具体的に書いていきたいです。

明確に素早く、が理想です。

 

ブログに初めて触れたころ、そしてSNSが世の中に登場し始めた頃。

私はプライバシーをかなり気にしていました。

あまり雑な性格じゃないんです。

臆病で、慎重な方だと思います。

 

プライバシーに関する意識って、難しいですね。

例えば、私は田園都市線沿線に住んでいます、とーー

ここまでなら書けます。

田都沿線に住んでいる79年生まれなんて、何十万人もいるでしょうから。

 

私の娘は幼稚園に通いだしたのですが、

その幼稚園が素晴らしく素敵なのです。

このせせこましい住宅地に、ふんだんな土地を使い

木造園舎や森や畑や泥山や・・・

 

あまり素晴らしいから、かと言って幼稚園の名前を出してしまったら、

これはかなりプライバシーへの距離感が狭まります。

 

入園したての4月に、こんなことがありました。

幼稚園全体の名簿を作りたいので個人情報を提供してほしいと。

google earthのあるこのご時世に、住所や電話番号まで載るのです。

紙に印刷されて大勢の家庭に配られるわけです。

嫌な人は申し出てください、との案内でした。

 

デメリットはいくらでも思いつきます。

最悪は名簿業者に売る人がいるかもしれないこと。

google earthで自宅を確認されるのも、ちょっと嫌ですね。

割と質素な家に住んでるな、とか。

 

一方で、この名簿への情報提供のメリットも考えました。

皆がお互いを信じ合うことで、助け合うコミュニティの空気が出来上がるということ。

 

結果として、私はこのメリットに賭けました。

 

まだ嫌なことは身の回りに起きてません。

良いことはたくさん起きています。

園児の親たちが共同体のような意識を持っています。

おおらかに助け合う気持ちで、他人の子を叱ることさえできます。

 

ちなみに夫は幼稚園への送り迎えにちょっとでも参加するのが大好きです。

癒される、と言っています。

きっとこの空気があるからでしょう。

共同体の空気が、人をリフレッシュさせ、エネルギーを与えています。

 

 

私は「テレフォン人生相談」というラジオ番組が大好きでよく聞きますが、

印象に残る言葉がありました。

マドモワゼル愛先生だったと思います。

人には、our sideとyour sideを区別する意識がある。

our sideの広い人が、人との関係を良くしていける、と。

 

まさしく幼稚園はour sideです。

振り返ってみれば、我が子を通わせる園を決めるとき

いくつかの園を見学しながら無意識の中で、

どうしてもyour sideの意識が高まってしまう園を避けていたような気がします。

私たち親子に何をしてくれるのか、と要求がつのってしまうような園を。

警戒心と傲慢が生まれる環境は、嫌なんです。

 

幼稚園、という子供を育てるコミュニティ。

ブログという、誰に向けてなのかわからない、この場。

our sideとyour sideの境界線の引き方を、ブログでも習得していきたいです。